bikkuri128_128ビジネスローン(別名:事業ローン・事業者ローン・自営業ローン・商工ローン・法人カードローン)には様々なメリットがある一方、当然ながらデメリットもあります。今回はビジネスローンのデメリットをまとめて解説します。

ビジネスローンのデメリット

1.金利が高い

ビジネスローンのデメリットとリスクと言えば「金利が高い」ことが最大のデメリットと言えます。

  • 銀行プロパー融資の場合 年率 2.0%~5.0%
  • ビジネスローンの場合 年率 5.0%~18.0%

と金利が全く違うのです。

ビジネスローンは「無担保」「第三者の保証人不要」「最短即日融資」「審査が甘い」という気軽に借りられるローンなので、その分貸し倒れリスクが高くなるのです。

金融機関にとっては「貸し倒れ率が高い」ということは、「金利を上げて利息収入を増やさないと損失が大きくなる」ことを意味します。倒産、返済不能・・・と貸し倒れが発生すれば、それはそのまま金融機関の貸したお金が返ってこないことを意味するので、そのまま損失につながるからです。

じっくり審査をしたうえで、必要とあれば「保証人」や「担保」をつける、審査の厳しい銀行プロパー融資とは、金融機関側のリスクが違うのです。

  • 銀行プロパー融資 : 貸し倒れ率低い → 低金利で貸せる
  • ビジネスローン : 貸し倒れ率高い → 高金利で貸さないと利益が出ない

ということを意味します。

「無担保」「第三者の保証人不要」「最短即日融資」「審査が甘い」というメリットがある代わりに「金利が高い」というデメリットがあるのがビジネスローンと理解しましょう。

金利が高いからこそ、ビジネスローンは短期の資金繰りで利用するものです。借入期間が長引けば長引くほど、金利の高さが利息に反映されてしまうからです。数か月で完済することを意識して利用しましょう。

年単位の借入の場合は、ビジネスローンではなく、銀行プロパー融資を活用するべきです。

2.限度額が少ない

ビジネスローンは法人向けの無担保ローンですが、不動産担保ローンなどの有担保ローンと比較すると限度額が小さい設定になっています。

  • ビジネスローン限度額 : 最大1000万円程度
  • 不動産担保ローン限度額 : 最大5億程度

です。担保があると貸し倒れリスクが小さくなるので、担保の評価額に応じて高額な融資も可能になるということです。ビジネスローンのように無担保の場合は、借りられる最高額も小さいというデメリットがあります。

3.返済方法が残高スライドリボルビング方式のものが多い

ローンカード型のビジネスローンの場合、返済方法に採用されているのはカードローンやクレジットカードのリボ払いと同じ「残高スライドリボルビング方式」です。

残高スライドリボルビング方式とは

毎月最低○万円以上返済してくれれば良いですよ。

という一見、有利になる返済方法です。

オリックスVIPローンカード BUSINESSの場合

ご利用直後の残高毎月返済額
~50万円以内15,000円
50万円超~100万円以内25,000円
100万円超~200万円以内40,000円
200万円超~300万円以内60,000円
300万円超~400万円以内70,000円
400万円超~500万円以内80,000円

となっています。仮に100万円借りたとしても、毎月の返済額は25,000円で良いので、非常に返済負担の軽い返済方法と言えます。

これだけならメリットと言えそうですが「毎月の返済額が少ない」というのは裏を返せば「完済までに時間がかかる」ということを意味します。

仮に金利15%で100万円仮て、25,000円毎月返済していくと・・・完済までには4年8か月もかかるのです。

借入金額:100万円 ※最低返済額25,000円での毎月返済の場合

ご返済回数:56回
総返済額:1,394,927円 (利息:394,927円)

ビジネスローンは短期の資金繰りに利用するものと言いましたが、それと反対のことになってしまうのです。

残高スライドリボルビング方式の最低返済額で返済を続けていると完済までに時間がかかってしまいます。余裕があるときに大きく返済することを心がける必要があるのです。

まとめ

ビジネスローンは「無担保」「第三者の保証人不要」「最短即日融資」「審査が甘い」というメリットがある代わりに「金利が高い」というデメリットがあるローンです。

「金利が高い」からこそ、早期の完済を目指して資金繰りをする必要があります。残高スライドリボルビング方式のビジネスローンの場合も、最低返済額だけ返済するのではなく、多めに返済して早期の完済を目指す必要があるのです。